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オピニオン 2022.01.25

和装と日本の結婚式

日本の伝統衣装といえば、着物、浴衣、袴などがあります。
日本国外でも人気が高く、ファッションとしても注目されています。
日本国内においても和服を着て観光地を巡ったり、特別な日や記念行事の際は和装で参加することも珍しくありません。

着物は、直線に生地を裁断して縫い合わせる「直線裁ち(ちょくせんだち)」という方法で作られています。これは、糸をほどくと長方形の布に戻り、再利用できるという昔の日本人の知恵から生まれたものです。
着物は、見た目の華やかさも特徴的です。四季のある日本では古くから季節感を大切にしており、着物も季節によって生地だけでなく、色や柄を変えてきました。四季の草花など季節に合った柄の着物を着こなすことで、趣のある洗練された印象を与えられるのです。

明治時代になってから学生の制服となった袴姿は、真面目な教育の現場に相応しい身だしなみとして広まりました。帯を使う着物よりも動きやすいというだけでなく、礼節を重んじていることから制服になったと言われています。
現在は、大学の卒業式などで女性の袴姿がよく見られます。
女性の袴は、元気で明るい雰囲気を出すことができ、着物との組み合わせで女の子らしいかわいさを演出することもできる、魅力的な衣装です。

日本の結婚式においても、和装は人気があります。
白無垢とは白一色で織りあげられた、最も格式の高い正礼装です。綿帽子や角隠しをつけ、打掛から掛下、帯、小物にいたるまでのすべてを白で統一した装いは神前式に大人気です。もともと武家社会で生まれた花嫁衣装で、一般の庶民が花嫁衣装として着るようになったのは戦後といわれています。以後、現代まで長きに渡って日本女性が憧れる婚礼衣装となっています。
なお、基本的に“白無垢”とは生地も刺しゅうも白一色のもの。白地に金銀の刺しゅうなどが施されたものは“白地の打掛”と呼ばれています。

男性が結婚式で和装を着る場合は、花嫁衣装の格に合わせて第一正装である「紋付袴」を着るのが一般的です。その「紋付袴」の中でも最も格式が高いのが「黒五つ紋付羽織袴」です。
女性が白無垢を着る場合、男性は正礼装である「黒五つ紋付羽織袴」を着用して、格を合わせることが求められます。
長着、羽織とも、絹織物である羽二重の生地で、黒一色。 そのどちらにも、紋を五つ、白く染め抜いたものです。洋装で言えば、モーニングやテールコートにあたります。
近年では、洋装のタキシードにカラーバリエーションがあるように、白・グレー・紺など、新郎に似合う「色紋付き羽織袴」を選ぶ方も増えています。

姫と侍」では、男性女性問わず、着物や袴、結婚式用の和装を多数取り揃えております。プロのスタイリストやカメラマンによるハイクオリティな撮影と、姫と侍にしかないオリジナル演出で、ここでしか撮れないあなたの特別な一枚をご提供いたします。

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